ぐんぐん広がるスマートフォン(三菱東京UFJ銀行)

  • author: カノック
  • 2011/02/27 21:46

三菱東京UFJ銀、スマートフォンでのネットバンキングが3月13日から利用可
三菱東京UFJ銀行はこのほど、3月13日7:00から、スマートフォンからもインターネットバンキングが利用できるようになると発表した。「スマートフォンに対応した、見やすく分かりやすい画面で、スムーズに取引できる」(同行)としている。
(マイコミジャーナル より引用)


 三菱東京UFJ銀行で、来たる3月13日から、スマートフォンによるインターネットバンキングの利用が可能となりました。
 スマートフォンの先進性と話題性からなのか、ネットバンキング関連へのスマートフォンの採用が相次いでおり、今回の三菱東京UFJ銀行も、その一環であると思われます。

 利用可能なサービス内容は、残高照会/入出金明細照会/振り込み/振り替え、と、いわば標準装備といったところ。
 特に目新しさはありませんが、これはこれでよいのではないかと思います。

 というのは、一般に、普及中の機器を採用する際には、まずは標準装備を備えていることが重要だと思うからです。
 斬新な発想も悪くないですが、機器の普及に乗っかるという形からいえば、他に見劣りしない程度の内容があれば十分、といえるのではないでしょうか。
 もちろん先進性というものは、常に追求していくべきではあるのですが……。

新銀行東京が、自前ATMからセブン銀行ATMに

  • author: カノック
  • 2011/02/25 05:12

自前ATMを3月全廃 新銀行東京 銀行の体面も投げ捨て
 東京都から追加出資を受け、経営再建中の新銀行東京(本店・新宿区)は17日、本店に設置している現金自動預払機(ATM)を3月18日に廃止・撤去することを決めました。全国の銀行で自前のATMを持たないのは同行だけになります。
(しんぶん赤旗 より引用)


 色々と話題の新銀行東京ですが、自前のATMを全廃することを決定したようです。
 記事によると、もともと新銀行東京のATMは、本店に設置してある3台だけだったそうで、利用状況も芳しくない、と。
 それならば、いっそのこと全廃してしまって、でもATMがまったくないというのも困るから、セブン銀行のATMに代わりに入ってもらう、ということのようです。
 しかし、さすがにセブン銀行ATMでは、新銀行東京の通帳記帳などはできなくなるそうで、そういった際には本店窓口での手続きが必要になる、と。

 経緯とか事情とかはさておき、銀行が自前のATMを全廃して、代わりにセブン銀行のATMを設置するというのは、非常に興味深いケースです。
 セブン銀行のATMを設置するかどうかは別として、同一タイプのATMを汎用として地銀等に入れるというのはアリかもしれません。
 まあ今回は特殊なケースですから、そんな機会が多くなるかどうかは、分かりませんが……。

ネットセキュリティと予防接種は似ている!?

  • author: カノック
  • 2011/02/22 04:32

 ネットバンキングにおいて、ネットセキュリティの強化はとても重要なのですが、そんなネットセキュリティについて、おもしろいたとえが載っていました。


米MS、シマンテックが基調講演
 セキュリティは公衆衛生モデルに学ぶべき?

 米マイクロソフトのTrustworthy Computing担当バイスプレジデント、スコット・チャーニー氏は米穀時間の2月15日、RSA Conference 2011の基調講演で「コンシューマーのセキュリティ対策は公衆衛生モデルに学ぶべきだ」と述べた。
(@IT より引用)


 つまり、ウイルス対策をしていないPCは、予防接種を受けていないのと同じ。
 また、実際にウイルスに感染したまま放置されているPCは、公共の場でもうもうとタバコをくゆらせて、周囲の人間に受動喫煙を強いているのと一緒だ、という認識です。

 これは、ウイルスのタイプが変わってきたことと関係があります。
 かつては感染したPCのみが被害を受けるケースがほとんどでしたが、今ではそのPCを母体として、二次三次被害を他のPCに及ぼすものが増えてきています。そういった意味では確かに、予防接種や受動喫煙にたとえられるのも無理はありません。

 しかし、その対策として元記事に記されているものは、少し、しんど過ぎるようにも感じます。できるだけスッキリして負担の少ないものがよいには決まっているのですが、やはり難しいのでしょうか。

4-12月期決算:明るい面にも目を向けよう

  • author: カノック
  • 2011/02/18 03:32

 ひとつ前の記事では、2010年の4-12月期決算について、やや暗い面を取り上げましたが、考えてみれば、暗い面だけ好んで取り上げるのは、わが国のマスコミの悪しき習慣です。それに染まってはいけませんので、明るい面も見てみましょう。


インターネット専業5行のうち、じぶん銀行を除いた4行が最終黒字を確保した。低金利や大手行にはないサービスなどを武器にした住宅ローン関連が好調だった。
(日本経済新聞 より引用)

低金利下で利ざやが縮小するものの、住宅ローンなどが好調だった。景気は踊り場から脱却しつつあり、各行は業容拡大に力を注ぐ。
(日刊工業新聞 より引用)


 <低金利や大手行にはないサービスなどを武器にした住宅ローン関連が好調>ということは、まさにネットバンクの長所がそのまま好調につながっているわけで、非常に王道の形だということができます。
 その他にも、個人向けカードローンは言うに及ばず、投信や外貨預金にも可能性がありますし、そう考えますと、道はまだまだいくらもある、なんてこともいえるのでは、と思います。

 さて、本当に景気が踊り場から脱却するとすれば、そこで問われるのは、果たして冬の時代にどれだけのアイデアを蓄え、磨いてきたかということ。足踏み状態を脱したときこそ、未来への真価が問われるということを、忘れてはいけないと思うのです。

ネットバンクにおけるシステム関連費の影響は?

  • author: カノック
  • 2011/02/18 03:15

ネット専業銀行、4行が最終黒字 4~12月期
新規参入銀行の2010年4~12月期決算が15日、出そろった。(中略)ただ、システム関連費用の増加などでソニー銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行の3行は減益となった。
(日本経済新聞 より)


 2010年4~12月期の決算が出そろったのですが、個人的に気になったのは、一部ネットバンクで、減益の原因として<システム関連費用の増加>が挙げられていることです。

 特にソニー銀行は、


 一方、ソニー銀行も住宅ローンの貸し出しは伸びたが、サイトの刷新などでシステム関連費用が増えたため、純利益は11%減少した。
(同上)


 とのことで。
 確かにソニー銀行の場合、公式サイトの大規模な模様替えはあったのですが、それが主な原因となって純利益が11%も減少したとすると、これは少しネットバンク全体としても考えねばならないかも、と思うわけです。

 ネットバンクの場合、どうしてもシステム関連の刷新というのは、一般の銀行以上に避けられないものと考えます。もしそれにかかる費用の割合が大きすぎるようだと、枠組みの基本構造自体を見直さねばならないかもしれません。

 もっとも、日刊工業新聞の記事ではソニー銀行に関して、<市場金利の低下の影響>が原因として挙げられていますから、そこまで心配することはないのかもしれませんが。