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仕組み預金の
メリット・デメリット(2)

執筆者:takapon
最終編集者:hiro1日前に編集(編集履歴
仕組み預金の具体例―新生銀行の場合

さて、ここまでいろいろと見てきた仕組み預金ですが、実際にはどのような商品があるのでしょう。

代表的な例としては、新生銀行パワーステップアップ預金(円仕組預金)があります。

これは、円による仕組預金で、満期受取通貨、利息受取通貨、ともに円になります。

預入期間(=満期までの年数)は、最短で3年、最長で10年です。3年目以降の延長に関しては、新生銀行が判断します。

つまり、延長されなければ3年満期となります。当初3年経過後、6年延長されたとすると、9年満期ということになります。

延長の判断は、3年目以降、毎年行なわれます。延長するかどうかの選択権は顧客側にはありませんので、100%新生銀行側の判断によって、計何年預金をするかが決まります。

当初3年間の金利は、同行のふつうの円定期預金の金利よりも高くなっています。また、期間が延長された場合、金利も上がります。この点が、パワーステップアップ預金の大きなメリットといえます。

期間延長によって金利が上がるわけですから、このパワーステップアップ預金は、<預金期間のオプションが付いたタイプの仕組み預金>だということが分かります。

なお、利息についてですが、当初3年分の利息は3年経過時に、延長分に関しては毎年受け取れるようになっています。当初3年分に関しては、3年が経過するまでもらえませんので、ご注意ください。

預入金額は、1円単位で、ネットの場合は1口30万円以上、店舗や電話による場合は1口300万円以上、となっています。ネットの方が気軽に始められるわけで、このあたり、ネット利用のメリットとも言えそうです。

元本についてですが、新生銀行側が定めた満期まで預け入れた場合、元本保証されます。
 (逆にいうと、満期以前に解約した場合には、元本保証はされません)。

中途解約は原則的には不可です。

新生銀行側がやむを得ないと認めた場合にのみ可能ですが、その場合、損害金を払わなくてはなりません

損害金の額は契約時点では確定しておらず、中途解約時の市場実勢に応じて変動します。

したがって、場合によっては損害金の額が非常に大きくなり、かなりの元本割れを引き起こす可能性があります

このあたりが、パワーステップアップ預金の主なデメリットです。

以上、新生銀行のパワーステップアップ預金についてざっと見てきましたが、基本的には、当初3年間の金利を確保しつつ、延長による金利アップに期待する、ということになります。

中途解約は原則不可ですし、もしできたとしても大きく元本割れする可能性が高いので、元本割れを避けるためには、最長10年間預けっ放しにする覚悟が必要です。

このように、仕組み預金というものは、メリットもありますが、そのメリットを作り出すための制約もあります。

まずはその仕組み預金のメリット・デメリットを理解することです。その上で、あとは個人の判断になります。

なお、新生銀行には、パワーステップアップ預金以外にも、外貨仕組預金二重通貨定期預金等があります。
ここではくわしくご紹介しませんが、期間が1ヶ月〜1年なんてものもあります。これなら気軽に試してみることもできそうです。

パワーステップアップ預金にはもうひとつ興味がわかない、という方は、そちらを検討されてみるのもよいかと思います。

仕組み預金に向く人、向かない人

最後に確認しておきたいのですが、これまで見てきたように、仕組み預金と定期預金とは、まったくちがいます。

ふつう、定期預金をする人は、安定性や確実性を求めている人が多いと思います。
そういう人たちには、仕組み預金は、あまり向きません。

一方、世の中には、リスクがあってもハイリターンの方がいい、という人もいます。
仕組み預金は、そういう人たちに向いています。

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